ひとりひまな夜に

ひとりひまな夜に家で楽しめるコンテンツのオススメです

TRUE REMEMBRANCE

ひとりひまな夜におススメのコンテンツを紹介していきます。

今回は『TRUE REMEMBRANCE』

ビジュアルノベルと言って通じるでしょうか?

PCフリーソフトです。

3DSダウンロードコンテンツでリメイクされていて、化物語の絵師さんがついているので絵のお好みでこちらでも。

私ははじめニコニコの実況?動画で見て、フリーソフトで周回して、3DSでダウンロードしました。ささやかだけど、おまけついてたし。

 

タイトルを直訳すると真実の記憶ってところでしょうか。セツナ病という、悲しい記憶が原因となって死に至る病。(という解釈でいいと思う。多分。)その記憶を封じる「封士」の街。というのが舞台設定です。

 

主人公は「黒目」と呼ばれる記憶封士です。変な名前ですが、きちんと意味はあります。この黒目とヒロイン「ラ」がつむいでいる物語の途中から、このTRUE REMEMBRANCEは始まります。

 

物寂しいような幻想的な描写と、意外に親しみやすいキャラクター、ほんわかとした日常から緊迫した場面、なにより、物語の線が一本に繋がった時の感覚が魅力です。

 

この作品についてはあんまり喋り過ぎるとネタバレが怖い。簡単な言い方をすれば感動モノですが、考えながら読みすすめるのも楽しい。

 

『TRUE REMEMBRANCE』

分岐はありません。物語を純粋に楽しんでみてください。

スピリットサークル

ひとりひまな夜におススメのコンテンツを紹介していきます。

今回は水上悟志先生の『スピリットサークル

漫画ですね。

 

これが最新版で読みたくてヤングキングアワーズ定期講読してました。最新を呼んではちょくちょく鳥肌立てたり、後の展開予想して楽しんでました。

 

内容はざっくり言うと輪廻転生モノです。

主人公の風太が自分の過去生(前世とか前前前世とか?)を見ながら、真実に近づいていく、といった内容です。

ひとつひとつの人生=物語という感じになっていて、その人生で関わった人たちがのちの人生で重要なファクターになってたり、現世で繋がっていたり、すさまじく伏線がはられ、うまくその回収がされていきます。

回収されなかった伏線も、想像を膨らませて楽しむ要素にもなってます。宇宙人とか。

 

キャラクターについて、過去生であっても、雰囲気は似ているんだけど別人だなーと感じるところもあって面白かったです。同じ風太の過去生でも、特にヴァンとフルトゥナはそれぞれ好きなキャラだったり。

 

この水上悟志先生の作品は、設定面で別の作品と繋がっていたりします。でもこの作品はあまり繋がりがない方かな。魂や時間の考え方が「惑星のさみだれ」と設定合わせてるくらいですね。多分。

この作品好きだったら、作者で追いかけて作品見て後悔しないタイプです。短編集多いし面白い。

無料のものならマンガ図書館に「サイコスタッフ」全1巻、置いてあるので見てみてください。

それから2018年夏アニメ「プラネット・ウィズ」水上悟志ネーム描き下ろしで始まるそうで。あらためて、この人には強烈なファンがつくんだなあと思う次第です。楽しみにしてます。

 

スピリットサークル」全6巻

漫画好きにはおススメです。

BLOOD+

ひとりひまな夜におススメのコンテンツを紹介していきます。

 

はじめは『BLOOD+

漫画などもありますが、おススメするのはアニメです。

土曜の夕方に放送されていて、人気もあったのでご存知の方も多いと思います。

 

沖縄の女子高生(だったかな?)小夜が、棺桶持った物静かな男性ハジと出会い、翼手と呼ばれる敵と戦う。というのが、とっかかりの話です。全体で言えば4クールあって、当然、そんな簡単な話じゃないです。

敵が魅力的で、話の展開が面白い。結構王道のバトルものですね。

 

一応吸血鬼ハンター系に分類されると思うのですが、あまり暗すぎない雰囲気で物語が展開します。グロ無理でも大丈夫。なにせ夕方放送ですから。

とはいえストーリー的にハードでショッキングな部分もありますけどね。ワンシーン、そこは夕方にやるなよってことで炎上しました。

 

製作者の方なんかのインタビューで見たんですが、『戦争』をテーマにしているということで、背景にある実際の戦争の歴史を思い浮かべたり、わかんなかったらちょっとググって見たらしながら見ても面白いと思います。面白いって言い方もなんだけど。

 

見所のひとつはバトルですかね。小夜の血を流した日本刀で翼手を切ると石化して砕けるって設定なんですが、いい感じの緊張感のあるバトルです。

あとは敵ですね。書いてしまうと陳腐に聞こえますが、個性的な敵が揃ってます。味方にはもどかしさばかり覚えるのですが、敵幹部は魅力ありましたね。

吸血鬼モノならではの恍惚感とか絶望感とか背徳感とか暴力とか、そういったものは少なめです。入門程度。

 

BLOOD+ 

全50話

あまり人を選ばないですし、見て損はないと思います。